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北海天心

M・S球の少ない高品質高貯蔵甲高黄玉葱

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特性

・北海道向けの長日性玉葱。乾腐病に強く栽培が容易。
・玉は甲高で平均一球重は200~300gで玉揃い良く、 10a当たり8t以上の収量のある豊産種。貯蔵性も良好で3月一杯は十分可能。
・草姿はやや開張性、葉は濃緑で中太、抽苔や分球の心配はほとんどない。 肥大及び倒伏がやや遅い中生種。
・栽培型は2月下旬~3月上旬蒔き-4月下旬~5月上旬定植、 9月中旬収穫が標準。
・近年、道産玉葱品種の中でも、高規格のフラクトオリゴ糖含有量種として評価される。

適作型

・全道のタマネギ栽培地帯における春まき露地移植栽培に適するが、 本種は中晩生~晩生種の為、網走・道北管内では、倒伏の遅れが予想される為に、 外皮の色のりの良い、貯蔵腐敗の発生の少ない地域を選定する事。

栽培の注意

・中晩生~晩生種であるので、肥沃・熟畑地を選定し、は種期に留意する事。
・5月中旬以前までに必ず、移植(定植)を終るように留意する。
・窒素過多や遅効きは、収穫期の遅れや、貯蔵性及び品質を落とす原因となるので、肥料設計等十分留意する。
・肥培管理は、他の品種に準ずるが、倒伏期前後から病害防除を徹底し(他品種より1~2回多く)怠らない事が、当種の栽培では必要である。
・肥大期前の水管理は、大切であるが、散水時期、散水時間に注意し、軟腐病、りん片腐敗病(肌軟腐)の発生に留意する。
・倒伏揃い後、20~25日頃をめどとして根切り等の栽培技術により、成熟を早めるよう心掛け、規格外としての皮むけ、裂皮、品質低下を最小限にする。


栽培の手引
・種子は、500グラム詰(元詰)。シードテープ(業者紹介)をご予約にて準備しております。

は 種
在来種(札幌黄等)に比べて、高温型の発芽をしめすので、18~23℃位が、発芽適温である。 尚、発芽後の徒長等、高温障害には、注意を必要とし、おさえぎみに管理する。

育苗・移植(定植)
育苗日数は、55日位で、強健な4~5mmと茎太く、葉身は適度に長く、12~15本の根数を持つ、揃いの良い苗を地温8℃以上の、肥伏・熟畑に植える。 栽植密度は33000本(10a当り株数)をめやすとして、機械植えが理想。 尚、くれぐれも、5月中旬までには終える事。

収 穫
倒伏期が遅く、揃い期後からの肥大力が強いので枯葉期までの薬散、倒伏揃期後20~25日をめどの根切り、その後の管理を徹底し、首部が完全に枯れてから収穫する。

栽培チャート

栽培記号の読み方

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